第1回 時代遅れの賃貸経営
賢い賃貸経営・賢い不動産業者の選び方 ~レントライフ便りvol.1より
はじめまして。株式会社レントライフ会長の淺川と申します。
当社は家主様に満室経営をご提供するため2001年1月に発足いたしました。設立した背景には、この地域の不動産業者の多くは家族的・生業的色彩が強く、また賃貸マンションを建設する建設業者は賃貸業の実績やノウハウを持っておらず、建てたはいいが後のことは家主まかせという状態がありました。 そこで、家主様の為に賃貸住宅建設と賃貸管理業務のプロとしてエキスパート的な会社を創る必然性を痛感し設立した訳です。
さて賃貸市場の現状はどうでしょうか。不況からは徐々に脱出する感はありますが、少子高齢化という問題があり、人の移動は減少し家賃は値下がり傾向、家賃の滞納率も上昇して空室も目立ってきました。
しかし、安心して下さい。今後世帯数は核家族化が進むことにより増加すると言われています。まだまだ賃貸事業は必要とされています。
人口が増加している時代には「貸してあげてもいいよ」というような家主が入居者を選別する貸手市場で家主様優勢時代でした。
しかし、今では入居者が物件を選ぶ時代となり、入居者のニーズも多様化し魅力のあるサービスの提供や、また犯罪の増加にも伴い安心して生活できるセキュリティ機能が充実した、お洒落で質の高いアパートやマンションが求められる時代となりました。
いまや入居者はお客様、他の販売業でいえばあたりまえのことですが、ようやく賃貸業に携わる者にもお客様あっての賃貸事業であると認識され始めました。家主様にとっても「貸してあげるよ」から「借りてください」という時代になってきたのです。
そこで求められるのが入居者にしっかりと情報を伝え、また質の高い入居者サービスを提供できる不動産会社なのです。時代の流れを的確にとらえ末永く家主様をサポートできる不動産会社選びをすることが賃貸経営のスタートラインとなります。
不動産会社もただ入居者を斡旋すればいいという時代は終わりました。常に共同経営の立場でサポートすることが満室経営の秘訣です。
次回からその内容をお伝えさせて頂きます。