第2回 賃貸住宅選びの常識
お部屋さがしは、インターネットから ~レントライフ便りvol.2より
皆様ご存知でしょうか?いま、アパートやマンションに入居されるお客様は、お部屋さがしを始めるときに、まずはインターネットから物件情報を見ることがほとんどなのです。
それだけインターネットは普及しているということです。驚いたことに2004年のインターネット白書では、一般世帯で利用している家庭はなんと78%にものぼることが調査の結果わかりました。(右記グラフ参照) お部屋さがしをする人は、昔のようにとにかく不動産屋さんにいってみようなどとは考えていません。
せっかく不動産屋を訪ねてもあまり物件がなかったり、感じの悪い業者で気に入らない部屋を無理やり押し付けられたのではたまったものではありません。それにお客様の多くは不動産屋さんにあまりいい印象を持っていません。
そこで、お客様は、インターネットで物件の情報を集めて気にいったお部屋を多数持っている不動産屋さんへ的を絞っていきます。
もちろんそのときには不動産屋さんの雰囲気も気にしますから、ネットで見て物件が豊富で感じのよいお店を選んでくるのです。さらにネットを見ただけで、お部屋の状況がある程度つかめなければ意味がありません。間取り・外観・案内図などお客様が判断できることが大切なのです。ただ単に載せていればいいというものでもないのです。
いまや入居者はお客様、他の販売業でいえばあたりまえのことですが、ようやく賃貸業に携わる者にもお客様あっての賃貸事業であると認識され始めました。家主様にとっても「貸してあげるよ」から「借りてください」という時代になってきたのです。
もちろんまったくインターネットを使わずに商売をしているお店は論外です。
家主様も満室経営をする為には、まずより多くのお客様に自分の所有するお部屋を見てもらわなければなりません。情報を流してこそ反応があるというものです。
おかげさまで私の店はネットでの情報公開と明るい店づくりをモットーとしているため、各店3月には、100組を超えるお客様が来店され、半分以上ネットがきっかけでお部屋を決めていただけました。
これからは時代にあった情報発信で安定した賃貸経営・満室経営を致しましょう。